取り扱い原料MATERIAL

スピルリナ

海洋深層水と''輝く太陽''、''澄んだ空気''、''清純な水''の中で育ったハワイ島産スピルリナです。
台湾産スピルリナも扱っています。

アスタキサンチン

ハワイ島コナ・ケアホレポイントのみに造られる自然環境が、閉鎖循環式と屋外流路式の併用による清浄なヘマトコッカス藻を育生し、アスタキサンチンの経済生産を実現しています。

SPFプラセンタ

牛胎盤が主流であった当時(1997年)TKKは国内で初めて安全、安心、トレーサビリティが可能なSPF豚胎盤を原料にプラセンタエキスの製造を始めました。

カカドゥプラム

自然界No.1のビタミンCを含んでいながら、酸味がまったくない不思議なフルーツ。多種類の豊富なポリフェノール類と相乗するストーリーのある美白、美容素材です。

お知らせNEWS

2022/01/21

ナノ、リポソーム加工を始める

2019年からビーズミルによるナノ加工の開発に取り組み、2020年より視覚機能に関与する3種のカロテノイド色素(ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン)をナノ化(平均100ナノメートル)したアイケア製品を開発。
ナノ(nano)とは、百万分の1ミリメートルの長さを表す単位です。nano粒子は細胞に浸透し易く成分の吸収が向上する利点があります。
眼は光線が直接生体内に侵入する唯一の器官で、光により発生する活性酸素の障害を受け易い組織です。
アスタキサンチンはとりわけ強い活性酸素消去能力を持つ自然界No.1の天然食品成分です。
ルテイン、ゼアキサンチンは網膜に存在する組織成分で、視覚機能の維持に重要な役割を持っています。
3成分の複合は眼の健康維持に対する強力な相互効果が期待されます。

また、2022年1月、NMNのリポソーム加工製品の供給を始めました。
貴重な微量成分を擬似細胞膜で包み込みます。
弊社では同時に成分分析も行い製品管理にも努めています。
2022/01/17
アスタキサンチンはオートファジーを活性する。

オートファジーとは、細胞が常に同じ状態を維持する、いわゆる恒常性を保つために細胞内で起っている生理現象を言う。
その機構を解き明した大隅良典氏は2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、その功績が賛えられた。
オートファジーの仕組みにより細胞内物質は再利用され有害物は除去されることから細胞は今日も明日も同じ状態を保とうとする。
従って老化は制御され、寿命の延長や若さの維持につながる。
オートファジーを活性する成分の一つにアスタキサンチンが挙げられている。その他にはスペルミジン、レスベラトロール、カテキン等も活性を促す成分とされている。
~吉森 保著 LIFE SCIENCE 日経BP
2021/03/01 ミトコンドリアで発生する活性酸素種(ROS)によって誘因される遅筋線維細胞死をアスタキサンチンが防止する-

約3年に渡る長崎大学と行った共同研究は査読を経てNutrientsにaccept (2021年1月22日)されました。概要は以下の通りです。

Astaxanthin Prevents Atrophy in Slow Muscle Fibers by Inhibiting Mitochondrial Reactive Oxygen Species via a Mitochondria-Mediated Apoptosis Pathway

Luchuanyang Sun¹,Nobuyuki Miyaji²,Min Yang¹,Edward M. Mills³,Shigeto Taniyama¹,Takayuki Uchida⁴,Takeshi Nikawa⁴,Jifeng Li⁵,Jie Shi⁵,Katsuyasu Tachibana¹ and Katsuya Hirasaka¹‘⁶’

1 Graduate School of Fisheries and Environmental Sciences, Nagasaki University, Nagasaki 8528521, Japan
2 Toyo Koso Kagaku Co., Ltd., Chiba 2790041, Japan
3 Division of Pharmacology/Toxicology, University of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA
4 Department of Nutritional Physiology, Institute of Medical Nutrition, Tokushima University Medical School, Tokushima 7708503, Japan
5 Weihai Lida Biological Technology Co., Ltd., Weihai 264200, China
6 Organization for Marine Science and Technology, Nagasaki University, Nagasaki 8528521, Japan


アスタキサンチンは、脂質二重層において強力な抗酸化作用を発揮するカロテノイドである。この研究では、ミトコンドリア障害から引き起こされる筋萎縮へのアスタキサンチンの効果について検討した。
筋萎縮モデルを設定するため、マウスに尾部懸垂を行った。アスタキサンチンを与えられた尾部懸垂マウスは筋重量低下がなく、筋線維の萎縮は抑えられ、遅筋における過酸化水素生成の増加も抑制された。またアスタキサンチンにより、尾部懸垂後の遅筋におけるミトコンドリア呼吸鎖複合体I, Ⅲの発現低下は改善された。同時に、アデノシン5′-リン酸-活性型プロテインキナーゼ(AMPK)α-1、ペルオキシソーム増殖因子-活性型受容体 (PPAR)-γ、ミトコンドリア由来クレアチンキナーゼ(Ckmt)2の発現調節向上により、ミトコンドリア発生が亢進された。我々は、遅筋におけるアスタキサンチンの表現型を確認するため、遅筋由来のSol8筋線維(筋管)において、アスタキサンチンのミトコンドリアにおける効果を調べた。その結果、アスタキサンチンはミトコンドリア画分に優先的に検出され、遅筋由来Sol8筋線維(筋管)におけるミトコンドリアの活性酸素種生成を有意に抑制したことを確認した。その上、アスタキサンチンはantimycinA 処理Sol8筋線維(筋管)においてサイトゾル(細胞質ゾル)へのシトクロムC遊離によって、カスパーゼ3の起動を防いでいた。これらの結果から、アスタキサンチンはミトコンドリアの機能を保護し、ミトコンドリア由来酸化ストレスを軽減し、ミトコンドリアが介在するアポトーシスと筋萎縮を防ぐことが示された。
(原文は本ホームページの中、アスタキサンチン原料の項に掲載しています。なお、この内容は第73回(2019)、第75回(2021)日本栄養・食糧学会でも発表されました。)
2021/02/19 夢のアンチエイジングについて語る
NMNの老化抑制、活動力の回復とアスタキサンチンの役割について


「老化はいずれ“病気”に分類されるようになる」-レオナルド・ギャランテ/マサチューセッツ工科大学-
老化制御の研究は、遺伝子、エネルギー代謝、活性酸素を中心に(日経バイビジネス 2004,06)

 近年、老化制御に関与する生体成分としてNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)が注目されています。NMNはミトコンドリアを活性化させるとともに、普段は働いていない長寿遺伝子サーチュインが活動するためのスイッチの役をも持っていると言われています。

ミトコンドリアは、生命活動に必要なエネルギーを産生する細胞内小器官です。エネルギー産生にはミトコンドリアに存在するNADと呼ぶ補酵素が必要で、NADは体内でNMNから変換されてできる物質です。加齢・老化はNMNそのものの存在量が低下している状態なのですが、外から摂取することにより、NAD量も増加することが明らかになっています。

細胞にエネルギーが生み出されると同時に生体は宿命的に活性酸素の発生を伴います。これは生物の必然性で避けることができません。そのために、生体には活性酸素消去機能が備わっていますが、加齢・老化に伴いSOD(活性酸素の一種スーパーオキサイドを消去する酵素)の存在も減少しています。人は40歳を過ぎる頃から急激にSODの体内生産量が減少します。そのため消去しきれない活性酸素も存在し、それは生体に対し毒性に働きます。感染細菌の消滅に働く有益性も持ちますが、活性酸素は生体のあらゆる場所で四六時中発生し、細胞・組織に障害を与え続けています。

かつて未熟児を酸素過多のテント内で保育したために網膜に障害をきたし、多くの未熟児網膜症を発症した典型的な酸素障害事故がありました。
エネルギー産生の多い動物は逆に短命です。動きの多い動物はその分エネルギーを産生しているわけですから、同時に酸素消費も増えます。動物種による寿命の系統を観ると、体重に比し体表面積当たりのエネルギー発散量、単位体重当たりの酸素消費の多い種は短命です。最も進化したヒトは、この相関にはあてはまりません。生物の種の保存や進化の過程は、酸素毒性から身を守る機能を獲得することでもあったわけです。

ミトコンドリアが活力を取り戻し、エネルギー産生を回復するとなれば、加齢とともに衰えている活性酸素の消去能も同時にケアしておかなければ矛盾が生じます。活性酸素消去能に関しては、自然界の食品成分の中でアスタキサンチンは最も強い能力をもちます。弊社はアスタキサンチンの生体活性に関する研究実績を多数持ちますが、2021年にはアスタキサンチンと筋力低下抑制に関する共同研究論文を、学術誌「nutrients」2021,13(2),379に発表しました。ここではアスタキサンチンが細胞内ミトコンドリアで発生する活性酸素種(ROS)に誘引される筋線維細胞死を抑制することを明らかにしています。
アスタキサンチンはミトコンドリアに比較的集積しやすく、そこに発生する活性酸素の消去に働くことから、弊社はNMNの機能をより効果的にするために、アスタキサンチンとの相互作用が生理的に非常に重要な関係にあることに注目しています。

NMNの主な作用に細胞エネルギーの産生促進のほか、筋力回復、活動量増加、認知機能改善、糖代謝の促進、骨密度上昇などがあります。

また、アスタキサンチンはオートファジーと言う、生体が備えている「細胞がリサイクルされ常に同じ状態を保つ、いわゆる恒常性を維持する機構」を活性する成分の一つに指示されています。

アスタキサンチン・NMNの摂取は身心の活力を生み、生活の質の改善に役立ちます。そのため、中・高齢者の快適な生活の持続に活かせると期待できます。
2020/01/10 視覚機能に関連する3種のカロテノイド色素(ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン)をナノ化(平均100ナノメーター)し成分の吸収を向上したアイケア素材を開発。
眼は光線が直接体内に侵入する唯一の器官で光により発生する活性酸素の障害を受け易い。
アスタキサンチンはとりわけ強い活性酸素消去能力を持つ自然界No.1の天然成分。
ルテイン、ゼアキサンチンは網膜に存在する組織成分で、機能の維持に重要な役割を持っています。
3成分の組合せは眼の健康が期待されます。2019年2月
2019/05/28 アスタキサンチンはサルコペニア(筋萎縮)を抑制する

5月17日~19日開催の第73回日本栄養・食糧学会(静岡県立大学)において、長崎大学(海洋未来イノベーション機構)との共同研究によるアスタキサンチン(Bio Astin®)に関する研究演題:「アスタキサンチンの筋萎縮に対する効果とミトコンドリアでの作用と機序」を発表した。内容は以下の通りである。

萎縮した骨格筋では、ミトコンドリア形態異常や過剰な酸化ストレスの産生が観察される。アスタキサンチン(Ax)は膜構造を有しているミトコンドリアに比較的集積しやすいということから、本研究は、Axのミトコンドリアにおける抗酸化作用とミトコンドリア障害によって引き起こされる筋萎縮に対する作用について検討した。
C57BL/6Jマウスに普通食もしくは重量比0.2%(Ax量0.02%)で配合したAx食を与え、筋萎縮モデルとして尾部懸垂を2週間行った。その後、解剖し、筋重量の測定、筋タイプごとの筋繊維横断面積測定、筋特異的ユビキチンリガーゼの発現の変動解析を行った。
普通食群では、尾部懸垂により、筋重量の減少が認められた。これに対してAx食群では、筋委縮モデルを施しても遅筋繊維が大部分を占めるヒラメ筋では筋重量減少が認められず、萎縮に対して抵抗性を示すことがわかった。さらに、Ax食群では尾部懸垂によって引き起こされる筋特異的ユビキチンリガーゼの発現上昇が抑制されていた。筋細胞を用いた解析において、ミトコンドリア含量が高い遅筋優位筋細胞において筋委縮予防効果を有することが示唆された。