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TKKのこだわりのプラセンタエキス

TKKのこだわりのプラセンタエキス

牛胎盤が主流であった当時(1997年)TKKは国内で初めてトレーサビリティが可能な、
SPF豚胎盤を原料にプラセンタエキスの製造を始めました。
国内産SPF豚の使用にこだわった最大の理由は、管理された新鮮・健康な胎盤(プラセンタ)が得られ、安心・安全、品質の高いプラセンタエキスが提供できることです。
青森・宮城・栃木・茨城・埼玉・千葉・長野・熊本など各県の畜産家と契約し直接豚舎に出向き、
あるいは分娩毎に冷凍輸送で回収した胎盤は直ちに処理されます。

プラセンタとは?

プラセンタは、妊娠中の母体と胎児をつなぎ受精卵から胎児を育て上げる臓器で、出産後に「後産」として体外に排出されます。
受精後、受精卵と子宮の間にできる絨毛のような血管の集まりで、これにより胎児は、呼吸、代謝、排泄から脳下垂体や内分泌作用、母体の免疫作用を調節に至るまで、
ほとんどすべての生理行動を行っている複雑で神秘的な臓器です。
プラセンタの成分は主にアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類、核酸(DNA他)等で構成されています。

現在わかっている主な成分は次のとおりです。
・アミノ酸:ロイシン、リジン、バリン、スレオニンなど

・たんぱくしつ:アルブミン、グロブミンなど

・酵素類:アルカリフォスファターゼ、ヒアルロニダーゼなど

・脂質、脂肪酸:コレステロール、ラウリン酸、パルチミン酸など

・糖質:ショ糖、ガラクトース、グルコースなど

・核酸構成物質:ウラシル、アデニン、グアニンなど

・ミネラル:カルシウム、ナトリウム、カリウム、リン、亜鉛、鉄など

・ビタミン類:ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンD、ナイアシンなど

・ムコ多糖類:ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸など

SPF豚とは?

SPF豚(Specific Pathogen Free Pig)とは、豚の発育に悪影響を及ぼす特定の病気
(マイコプラズマ肺炎、萎縮性鼻炎、豚赤痢、トキソプラズマ症、オーエスキー病など)に汚染されていない「清浄な豚」、あるいは「健康証明書付の豚」という意味が含まれています。

もともとは医学・獣医学などの実験用に開発されたSPF動物の一種で、
無菌的な手術室で帝王切開により生まれた豚をできる限り衛生的な環境下で飼育していたものです。
豚にはいろいろな感染病が多く、また1カ所にて沢山の数を飼うので、
病気の予防のためにワクチンや抗生物質などの薬剤を大量に使わなければなりません。

その結果、養豚家の経営を圧迫すると同時に、肉質への影響、薬剤の残留なども問題視されています。

このために、豚の生産性にとくに影響するいくつかの病原体を持たない豚=SPF豚が注目され、
実用化されてきたのです。
SPF豚の飼育には豚舎の設備投資や衛生環境の維持に
従来の飼育方法よりも経費や手間がかかりますが、
汚染の心配が無く、薬剤残留の心配がありません。

いわば「無農薬野菜の動物版」として注目されています。

TKKのプラセンタ製品

〇厳格な管理のもとで飼育、分娩された胎盤を原料にすることにこだわっています。
そのため規格豚を成長させるまでの管理、胎盤の選別、収集基準や分娩後の胎盤の取扱マニュアルなどの理解・認識・実行性に優れている
養豚業者に協力をお願いしております。

〇除血、洗浄された精製組織から、独自の酵素化学を使って抽出されたエキス粉末です。

〇抽出エキスをフリーズドライ(-35℃)で脱水粉末化していますから、成分が変質することがなく水溶性の高いエキス粉末を得ることができます。

〇SPFプラセンタT-100S…エキス分99%以上を含有。臭いの低い淡黄褐色~褐色の粉末。主に錠剤・顆粒等の剤型に適しています。

〇SPFプラセンタT-AS…エキス分90%含有(環状デキストリン10%)。肉臭をほとんど感じない白~うすいベージュ色の粉末。
ドリンクや一般食品への配合に適しています。

〇その他液状タイプ等、ご要望に対応します。

プラセンタ研究